「酷寒」から「尻フリフリ」へと、シベリアのイメージ激変必至?なビデオがYouTubeでバイラル中
シベリアと言うと、まず思い浮かぶのが「酷寒」というイメージ。「兎に角寒い、ひたすら寒い」と、抑留関係者の回顧談とかで刷り込まれてる感じですよね。
それを引っ繰り返す、驚天動地のYouTubeビデオが出回っています!
これがそれです。尻フリフリ〜!って感じですわね。2013年12月29日 に公開し、2939万8685回も再生されているのです(2014年8月18日午前1時52分現在)。
紹介しているのは、ロシアの声というサイト(2014年8月17日午後12時13分投稿)。ざっと、こんな話だそうで。
まず、踊っている少女はシベリア最大の都市、ノボシビルスクのグループです。フラウレス(ギリシャ語でストロベリーを意味するのですって)ダンス・センターに所属しているそうです。アメリカの振り付け師が評判を聞きつけ、チェックしようと思ったほどのtwerking skills(腰を激しく振る=アルクより引用。いや、尻だって!)で、どうやら有名らしい。
こうした少女が凍り付くような冬のシベリアの中心で、夏の太陽を夢見るというのがあらすじ。
「シベリアに付きまとう、この『寒い』というイメージを打ち破るのを、或る程度は壊したんじゃあないかな、このビデオでさ」
と、 センターの創設者であるエレーナ・ヤトキーナさん(23歳)は、シベリアン・タイムズの取材に応えています。
いや、或る程度どころか、ワタクシメはシベリアと聞くと、今後ずっとブロンドのオナゴはんの尻振りしか思い出せんかもしれませんわ。誰か助けて!
どうも、この方は愛郷心が強いらしく、取材には次のように応えています。
「そして私は、シベリアの生活が如何に素晴らしいかを人に言うのが大好きなの。自分はモスクワではなく、ノボシビルスク出身だと、愛を込めて言ってるの」
言うだけでは無く、尻を振って渾身の愛情表現って感じが(汗)。
さて、このグループの人気はバイラル化していたようで、アメリカのダンサー兼振り付け師のダニエル・ポランコ氏が現地に足を運んでいたほど。このポランコ氏、ジェニファー・ロペスやジャネット・ジャクソンやビヨンセの振り付けにも関わっています。
「途轍もなく、ここではクールだよ。凄く上手いじゃん。モスクワなんかより、断然こっち。人だって暖かみがあるし、なつっこいし」
と語っているぐらいですから、エエ宣伝ですわね。ノボシビルスクの街おこしにもなりそうですね。
ヤトニカさんは旅行が兎に角好きで、世界中の競技会にも数多く参加していたのだそうですって。それが成功の一因だろうとみているそうです。
ちゃんと、他所の研究もした上での差別化って所でしょうか。しかも、それがシベリアの奥地からで、しかも尻振りで(しつこいか)。
その後、上記のような、腰振り尻振りのレッスンビデオもYouTubeに投稿しています。
「エネルギーを使いながら、リズムと美しさを得られるのよ。人によっては、ダイエットに最適かも。だって1時間も体を動かさなくても良いんだから。冬に私達の教室に入ってごらんなさい。部屋はサウナみたいだし、鏡は曇ってるし、私達が汗だらけなのに驚くわよ」と御本人。
酷寒の中でダイエットかぁ。それはそれで売りとなり、バイラル化するかな?