#Viral #YouTube 「アナタのビデオ、こうしたらバイラルしまっせ」とアメリカのテレビ局がレクチャー(1)
バイラルを狙ってYouTubeに投稿しながら、一向に見てくれない…良くある話ですよね。
向こうでも同じらしく、アメリカのWPTVというテレビ局が「こうしなはれ」と秘訣を教えてくれています(2014年7月10日午前10時37分投稿、同日午前11時24分更新)。何回かに分けて紹介しましょう。
1. 「やらせ」はアカン
アメリカのシンシナティという地域でのニュースなどを配信しているWCPOというサイトがあります。そこの親会社に当たるE.W. スクリップス社でデジタル・ソリューション担当ディレクターを務めるブレイク・サバティーネリ氏は、YouTubeで受ける秘訣について、こう語っています。
「信憑性というのは、本当に重要だ。特にYouTubeではね。視聴者との間にある見えない壁を突破し、直接対話するのに必要なんだよ」。
YouTubeでは視聴者と対話できますし、それって他のメディアには無い特徴な訳ですから、ビデオを作った人が視聴者にアクセスしやすくする事も可能だと言うのです。
その意味でも「やらせ」はアカン、と。
2. 情に訴えかけよ
上記と関連しますが、ビデオ広告会社のイーバジング(Ebuzzing)社とマサチューセッツ工科大の関連施設であるアフェクティヴァ(Affectiva)の研究によると情に訴えかける事による反応は、バイラルの可否を握る鍵なのだそうです。
両者は2013年に、ビデオを観てランキング化する人達の顔に表れる驚きや幸福感、嫌悪感や集中といった感情を測定してみたのだそうです。その結果、バイラルビデオは情の面での反応が非常に大きかった事が判明しています。
また、北ケンタッキー大学が今年の初夏に行った研究でも、信憑性と情はバイラル化の鍵だとの結果が出ています。
実例もあります。ダグラス・ガートラウド氏はYouTubeでローデ・マイクロフォン社が主催した「マイ・ローデ・リール」というビデオ・コンテストに参加し1日だけで40万もの視聴を集めたそうです。そして、7月11日には100万アクセスを突破したとの事です。
ちなみに、これがそのビデオです。サイトより引用させて貰います。