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SNSでの拡散(バイラル)について考察していきます。フェイスブックにグループを設置しています(https://www.facebook.com/groups/258525047686521/)。こちらのメンバーになって頂いたら、調べて欲しいジャンルのバイラル状況をリサーチしますよ♪

#バイラル 89歳のお年寄りと、3歳の坊やの友情が、アメリカでバイラル化

 

何だか、映画に出てきそうなホンマの話が、アメリカでバイラル化しています。

アメリカのミネソタ州のダンダスという街に、第二次世界大戦に出征歴のあるエリン・キンデムという方が独り暮らしをなさっていました。その隣に住んでいたライヒナーという若夫婦に、お子さんが生まれます。エメット君と名付けられ、よちよち歩きをするようになり、目を細めて見守るキンデムさんと、何時しか友情が生まれていったのです。

2人でゲートボウルに興じたり、或いは芝刈り機でカーレースし、デッドヒートしたり。孤独だったキンデムさんの生活に潤いが生じます。

ただ、そんな生活は続きませんでした。エメット君の下に妹が生まれ、家が手狭になった夫婦は、16マイル離れた新居に引っ越しをしていったのです。

「引っ越しは辛いものよね。特に小さな子にとっては」と、エメット君のお母さんのアニカさん。「元の家が良い。ここは我が家じゃない」とエメット君はぐずる事もあったそうですから、泣けますね。

ある日、お母さんは、こう謎かけをします。「ねぇ、エメット。キンデムさんが、こっちに来るとしたら、何を持ってくると思う?」

「トマトかも」と本人は答えます。キンデムさんがトマトを栽培していた事を思い浮かべたのでしょう。

そこへ、御本人が登場。はるばる数マイルを車でやってきたのです。勿論、そのトマトを携えて。エメット君も大喜び。やんちゃ盛りなのか、いきなり1番大きなトマトにパクついたのですって(笑)。その様子を見たお母さんは、目に涙を浮かべていました。

妹さんも、キンデムさんになつきました。裏手が農園と知ったキンデムさんは、トウモロコシの栽培や、害獣の駆除について教えます。そうした様子をお母さんがビデオに収め、投稿した所、バイラル化したという次第。

このビデオを紹介したケアテレビは、こう記事を締めくくっています。「数マイルが何だというのだ。そして、皆さんが既に86歳になっていたとしたら、どうなさいますか」(What are a few miles – after all – when you've already bridged 86 years?)

近くの他人と、こうした形で友情が結べたら良いですね。…というか、その年齢まで生きているのかな俺(脂汗)