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SNSでの拡散(バイラル)について考察していきます。フェイスブックにグループを設置しています(https://www.facebook.com/groups/258525047686521/)。こちらのメンバーになって頂いたら、調べて欲しいジャンルのバイラル状況をリサーチしますよ♪

アメリカの今年のホリデーショッピングではモバイル活用が更に増加?

日本でも間もなくクリスマス商戦ですが、アメリカでも同様。昨年にも増して、モバイルを上手に使いこなす事が、小売り店にとっての鍵となっているようです。そんな中でマーケットランド・コムというサイトが、次のような特集を組んでいます(2014年11月6日午後3時投稿)。

曰く。今年はモバイル機器をショッピングで活用すると答えた人は73%。一方、そうした際にまずやるのが「その店どこよ?」という場所探し。なるほど、言われてみればごもっともですよね。

アメリカのショッピングサイトであるリテール(Retaleが1000人のアメリカの成人を対象にした調査データを引用しています。

それによると、昨年以上にショッピングでお金を使うだろうとの予測が出る一方、そうした際にモバイルに影響されるとの結果が浮かび上がったのだそうです。

こうした予測は他でもあります。今月初めにはアップラビン(AppLovin)がサイバー・マンデー(アメリカ合衆国感謝祭11月の第4木曜日=の次の月曜日を指す。この日は、オンラインショップ等におけるホリデーシーズンのセールの開始日と考えられており、各社が大々的なキャンペーンを実施し売上が急増する。以上ウィキペディア日本語版から引用)でのeコマース取引の30%がモバイルで行われるだろうと予測しています。もっとも、コムスコアcomScore)の会長を務めるジャイアン・フルゴーニ氏は、この数字には懐疑的で、15%ほどではないかとしています。

 

と、議論にはなっているのですが、いずれにせよモバイルでの取引が多くなるとの予測は各方面にあるようです。以下、リテールの数字をサイトより引用させて頂きます。

 

Retale mobile shopping survey

 

こうした数字から浮かび上がったのは約4分の3(73%)が、今年はショッピングでモバイル機器を活用するだろうと答えていた事でした。以下、幾つか引用させて貰います。

  • 商品などの確認 (97%)
  • 価格の比較 (96%)
  • 商品の検索 (96%)
  • クーポンにアクセス (92%)
  • お店探し (89%)
  • モバイル機器から直接購入(85%)

そして、店の内外でもモバイル機器を使うと言うのです。

Retale mobile shopping survey

 

ちなみに、今年はオンラインで買い物をすると答えたのは回答者の22%。店でしか買わないと答えた24%に迫っています。オンラインでも店でも買うと答えた人は54%になっていたそうです(マーケットランド・コムというサイトでは『予測していた』としています)。

 

そして、タブレットよりもスマートフォンをショッピングや検索で活用している傾向も浮かび上がりました。どうやら、スマートフォンの方が汎用性がある(タブレットは自宅に起きっぱなしの人が多いようなのですって)みたいです。

 

この他、スマートフォンでのショッピングで一番する事は店の場所の特定。以下、商品探しとクーポンへのアクセスとなるそうです。一方、タブレットではPC同様。まずはオンラインでの商品探し。で、次が価格の価格比較となります。なお、スマートフォンでの価格の比較方法として、店の展示場で他との価格比較に使うケースもあるようだとしています。

 

なお、スマートフォンでもiOSとアンドロイドユーザー(この2つを合わせると89%になるのだとか)では微妙に差があるのだそうです。

  • モバイルでの取引を好むiOSユーザーは89%。一方、アンドロイドユーザーは85%。
  • 今年のホリデーショッピングでモバイルを活用すると答えたiOSユーザーは、アンドロイドユーザーより多かった。

最後の方は何故か数字を出していません。一概に日本にも当てはまるかどうかは分かりませんが、まずはiPhoneユーザー向けに「ウチの店はここにありまっせ!」と、分かりやすく強調するのはキモなのかも。