Go! Viral

SNSでの拡散(バイラル)について考察していきます。フェイスブックにグループを設置しています(https://www.facebook.com/groups/258525047686521/)。こちらのメンバーになって頂いたら、調べて欲しいジャンルのバイラル状況をリサーチしますよ♪

創刊の辞 #Viral

はじめまして、皆様。

 

このほど、この「Go! Viral」というブログを開設いたしました、南如水と申します。

 

これまで明石蛸三郎という名前で、海外のメディアビジネスの実情を紹介するブログ「DON」(http://ow.ly/2rJD1 )を配信してまいりましたが、思う所あって、はてなさんに支店の形でブログを開設いたしました。

 

■インターネット時代の可能性として

 

インターネットは様々な可能性(既存メディアにしたら脅威)を生み出しました。その1つが「拡散性」。フェイスブックツイッターなど各種のSNSによって、瞬時に情報が駆け巡り、増幅していく。

 

評判が評判を、悪評が悪評を呼ぶ。

 

そうした中、様々な企業や個人が、アピールのノウハウを蓄積しようとしています。それがViralです。

 

特に映像や画像と一体化させての配信によるViralには、目を瞠らされます。

 

例えば、この東山堂のCMYouTubeで評判となっただけでなく、Yahoo!映像トピックスでも取りあげられたのは、皆様も御存知でしょう。

 

ですが、これがアメリカの広告業界情報サイトの「アドウィーク」でも取りあげられていた事を、どれだけの方が御存知でしょうか?

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結婚式で泣くのに何か新しい理由が必要だろうか? 楽器販売やレッスンを行う日本の東山堂が、この強烈で泣ける涙・涙のタイムスリップCMを嬉々として制作した。

 

短編フィルムでは、やもめ暮らしをしている中年の父親と、娘の結婚式の様子を描いている。幸福と悲しみの映像が同時に流れる中、披露宴で父親はパッヘルベルのカノンをピアノ演奏しようと試みる。

 

たどたどしく弾くのに合わせ、花嫁がテーブルで手を奏でる場面が秀逸だ。演奏をする父親を泣きながら拒絶する場面は、センチメンタルにさせすぎず、現実感を加えている。この入念に作られた映画のようなCMは3分以上もの長さがあるが、ウェブでの反応を見ると、涙無くして見なかった人は少なかったようだ。

 

と、記事は好意的です。興味深いのは今回の掲載の流れです。アドウィークでは、ロケットニュース24という日本の様々な出来事を配信しているサイト経由で、このCMを知りました。で、ロケットニュース24は、ねとらぼというサイトから情報を入手していました。

 

ねとらぼでの掲載が2014年04月12日。

 

ロケットニュース24での引用掲載が4月15日。

 

そしてアドウィークでの掲載が4月25日。

 

2週間もかかっていません。バイラルは、時として言葉の壁も易々と突破するのです。素晴らしくもあり、恐ろしくもあります。

 

このブログでは、こうした大成功例や失敗例、それらから学べる教訓などを取りあげます。

 

併せて、成功の為のノウハウや、失敗した際の対処例などについても配信します。

 

この他、各種のSNSが新サービスを始めた場合についても、適宜紹介します。

 

そして、解説グループフェイスブックに設置いたしましたので、そちらにもお越し頂き、コメントや質問を頂ければ幸いです。

 

なお、政党やNPOなどのViral戦略も対象としていきます。とかく停滞しがちな日本の現状に、活を入れる事が出来たらと思っております。

 

※おことわり

政党の話を取り上げますが、私自身は、特定の政党や思想に与しません。あくまで、拡散性という見地から観た政党の戦略として紹介していくというスタンスを取るつもりです。

従って、政治論争はお断りいたします。

また、当該記事に関係の無いコメントや、誹謗中傷、差別発言などは予告なく削除致しますし、出入り禁止措置を講ずる場合がある事も申し添えておきます。

 

以上、よろしくお願いします。