サッカーのワールドカップ関連で海外で受けているCM集(2)
今週のお題「サッカー」
英国のジ・ウォールというブログが特集した、海外で受けているサッカーのワールドカップ絡みのCM特集を続けます。
今回はカールスバーグをば。同社の公式ページから引用させて頂きます。
ちなみに「このコンテンツは飲酒が許されている年齢の方にだけがシェアして下さい」と、冒頭で断っています(苦笑)。良い子の皆さん、シェアしちゃ駄目よ。
同社では「ファンの分隊」というコンセプトで展開しているそうです。
こういうのを、アンブッシュ・マーケティングというのですって。
同社では「ファンの分隊」というコンセプトで展開しているそうです。
なお、イアン・ライト(イングランド元代表)、パディー・マクギネス(英国のコメディアン)、ジェフ・スターリング(英国のスポーツ・ジャーナリスト)らが出演するなど、豪華な作りとなっています。CMは、マーケット・リサーチをした所、「地元のパブでワールド・カップを完璧な状態で見たい」との答えが返ってきた事に基づいている。大きなスクリーンで見たいぞ〜とか、順番待ちしたくないぞ〜、とか言ったのが、そうした答えだったそうだ。
そう、アンオフィシャルなCMなんですよね。…よくよく見ると、サッカーの試合をTV中継していますが、ワールド・カップの中継では無いんですよね。でも、流す時節が時節だけに「あ、ワールド・カップだよなぁ」と、視聴者に勘違いさせるという高等戦術。そもそも、ワールド・カップのワの字も出てこないし。上手いよね〜。そして、試合を肴にして皆がワイワイガヤガヤと体験するという構成にして、カールスバーグはワールド・カップのクォリティを体験したいとの思いを上手に活用する事に成功したのだ。この広告によって、カールスバーグは今回のトーナメントの公式ビールとなっているバドワイザーの牙城を切り崩し、イングランドのファンに「ビールの選択肢」としての同社をプロモーションするのを狙っているのだ。
こういうのを、アンブッシュ・マーケティングというのですって。