これが先日のKLMのツイートでした
先日のKLMの続報です。PRニューザーと言うサイトが、写真付きで紹介しています(2014年6月30日午後12時45分投稿)。
サイトの方では、問題点は3つあるとしています。
1. 勝ったので浮かれすぎた
こういうのをウィナー・シンドロームと言うそうです。国民としてのプライドは大きい訳だが、負けた側の思いを汲む事まで気が 回っていない。今回のような国際試合なら相手の国の人だって見ているわけだから、向こうにしたらこっちが憎々しいのだ。だから、負かした相手の国のアイデ ンティティに関するジョークよりも、試合そのものに関するジョークを口にするべきだったのだ。
酔った勢いで言ってしまうかもしれないけど、海外を相手にした事業を展開しているのなら、わきまえないと。でないと、浮かれて大怪我してしまいますよ。
2. KLMはジックリ考える時間があったろうに。
誰かが試合終了の前に思いついて、別の誰かが了承して投稿したのだろうけど、更に別の誰かが政治的な妥当性の見地から言うべきだった。しかし、KLMのチームは、投稿するに値すると判断してしまったのだろう。そして自業自得となったのだ。
3. 会社内でソンブレロなんか被らないでしょフツーは。
逆に負けていたらどうだったかを想像するべきだった。メキシコ人の著名な実業家が、コーヒーショップで悔しがるオランダ人の様子を写真付きでツイー トしたとしていたら、多くのオランダ人は決して喜ばないだろうし、苛立ったろう。で、「すいませんでした。削除します。でも試合は勝ったぞ」という謝罪 だったら、もっと腹を立てたろう。
そして、サイトでは「素晴らしい試合を有り難う」と言ったアエロメヒコを称えています。こういうのがKLMにもあってほしかったと締めくくっています。
客商売で、これは無いですよね〜確かに。ま、苦い教訓として下され。