今回のマレーシア航空機撃墜事件で、同社はSNSで最初のパブリック・コメントを流していた(その3)
さて、マレーシア航空と言えば、今年3月に起きた消息不明事件が思い起こされます。この事件の1週間後、同社ではケッチャム(Ketchum )という会社と契約し、メディア広報のサポートをして貰っていました。
今回も広報上のアドバイスなどをしているのかどうかは不明です。PRウィークの取材に対し、ケッチャム側がコメントしなかったからです。
なお、この記事が書かれた時点では撃墜されたかどうかが分かっておらず、ヒシャムディン・フセイン国防大臣は国民に冷静さを保つよう呼びかけていたのですが、それもツイッターで行っていました。色んな意味で、SNSが日常のツール化している事を示していますね。
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今回の事件は、広報の在り方について各種の報道を行っている PRニューザーでも注目されていました(2014年7月18日午後3時57分投稿)。
今回のケースでは、状況が十分に分かっていない時点で、マレーシア航空機はソーシャル・メディア上で迅速に反応しました。消息を絶った事を明らかにした後で、フェイスブックのプロフィール写真を真っ黒なモノに変えてしまったのです。
今回のケースでは、状況が十分に分かっていない時点で、マレーシア航空機はソーシャル・メディア上で迅速に反応しました。消息を絶った事を明らかにした後で、フェイスブックのプロフィール写真を真っ黒なモノに変えてしまったのです。
こんな感じです。
また、ハッシュタグとして#MASAlert や#MH17を設け、事故の速報や声明、遺族への哀悼などを投稿していたそうです。こんな感じでした。Our focus now is to work with the emergency responders and mobilize its full support to provide all possible care to the #MH17 next-of-kin.
(続く)